ホンダ ドアキーシリンダー修理
ホンダの内溝キーの不具合で呼ばれることが多くなりました。
内溝キーのタイプは、カギ穴の中の部品が細くて摩耗しやすいのです。
・カギが刺さらない。
・カギは刺さるけど回らない。
・カギが刺さって回らない上に、抜けない。
今回は、3番目のパターン。
これが「イグニッションで抜けません。」と言われたら、
「今日はお腹が痛くて行けません。」とお断りするところでしたが、運転席のドアだそうです。
45度まで回って、そこから動かず抜けず。
こんな時は、無駄に丈夫なFedExの段ボールが役立ちます。
車のボディに傷が付かないようにテープで張り付けます。
弓ノコで切断。ちょっと疲れます。
キーシリンダーを取り外すのにカギの頭が引っかかって取れないので、先にキーヘッドを切断。
なんか一仕事終えたような達成感がありますが錯覚です。
まだまだこれから。
鍵屋さんや車屋さん、みんなが嫌いなホンダのドア内貼り剥がしです。
ホンダのシリンダーは取りにくいの。
ここまでバラすと、やっとカギが抜けます。
しかし、まだ終わりませんよ~。
カギ穴の中の板状の部品を全部新品に入れ替えて、
すり減ってしまったカギも元の大きさに復元して再生します。
冒頭の画像がキーシリンダーの修理を終えたところになります。
元の場所に組み付けて、内貼りを戻して無事に完了。