VESPA50 カギ作製
隣の県までバイクのカギ無し作製に行ってきました。
お客さんがおっしゃられるには90年代のベスパとのこと。
これは片側ギザギザの簡単なやつかな?と思いながらも、
念のため、イタリアバイクのブランクを何種類か持って出発。
このふちっこに寄った感じは
イタリアのZADI系のカギ穴です。
お客さんが純正キーを1本持ってました。
「鍵屋さん、これを使ってくれい!」というありがたいお言葉。
しかし、いつもは1本の材料で最後まで仕上げる事が多いのですが、
こういう時にかぎって失敗する自信があります。
「お前、惜しいぞ!」っていう
あと少しで刺さりそうなブランクがあったので
やすりでカギ溝を加工して試し切り用のブランクを作製。
ちょっと削っては往復、もう少し削っては差してみるっていうのが
面倒くさくなったので….
トランクのカギ穴を外して作業車内で作業。
そして、1本だけ刺さるブランクキーが持ってきた材料の中にあった。
さっきの溝を加工した奴とこのブランクで、2本もあれば余裕。
完成!